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- 木材チップ製造-事業内容
木材チップ製造 WOOD chips
長野・佐久地域の針葉樹・広葉樹の間伐材・皆伐材から作られる高品質の木材チップ
⽇本国⼟の7割は森林で、その約4割は植栽や挿し⽊によって作られる⼈⼯林です。人工林の木々の健やかな成長のためには、適度に木を間引く「間伐」が⽋かせません。また、同じ時期に植えられた木々は、同じタイミングで収穫する「皆伐」を行うことで、人工林の循環サイクルが崩れないようにバランスを取っています。
佐久チップは人工林から出る間伐材や皆伐材を使⽤し、木材チップを作っています。
弊社の⽊材チップ⼯場には、⼭から搬出された⽊が運ばれてきます。原料となる間伐材と皆伐材の割合はちょうど半々です。
大切な自然からの恵みを最後まで無駄にしないように。
佐久チップによって木材チップとして生まれ変わった間伐材や皆伐材は、さまざまな用途で使用されています。
佐久チップ産業の強み
佐久で創業35年、
大手企業から品質で高評価
佐久チップの木材チップの原料は建築廃材を使用せず、切り倒した木材より作成しているのが特徴です。
⼤⼿製紙メーカー様からも、弊社の木材チップの量と品質についてご好評をいただいております。
様々な認証・資格を保持。
安心してお任せ下さい。
木材チップの仕入れ先を検討する際、「信頼できる業者」「高い品質」を条件にお探しではないですか?「佐久チップ産業は「合法⽊材供給事業者認定」「発電利⽤に供する⽊質バイオマスに係る事業者の認定」を取得しております。
組合組織で伐採・製材などの
請負企業の紹介も可能
佐久チップ産業は⻑年、地元の長野県佐久地域にて⽊材チップ⽣産に関わってきました。⻑野県⽊材協同組合連合会・南佐久⽊材協同組合に所属しており、組合員の相互補助の精神に基づき⽊材に関する協同事業を行い、伐採・製材の請負業者の紹介も可能です。
木材チップ製品紹介
製紙用チップ
佐久チップの木材チップは、建築廃材でなく切り倒した木材から製造し、製紙用チップとして高品質の評価を受けています。
針葉樹のチップは繊維が長いのでダンボール、クラフト紙、米袋、セメント袋などの高い強度が求められる紙製品として活用されます。
また、広葉樹のチップは繊維が短いので、表面が滑らかな印刷用紙、オフィスペーパーなどの紙製品になります。
バイオマス発電燃料
佐久チップではバイオマス燃料⽤の⽊材チップも製造しています。
バイオマス燃料は、⽯油などの化⽯燃料と異なり、循環的に利⽤でき、地球温暖化を防ぐ、地球環境に優しい再⽣可能エネルギーです。
木材チップはボイラーで燃焼し、発電を⾏うバイオマス燃料として活用できます。
木材チップを燃料として使うことで、樹⽊の⽣育過程で光合成により吸収される
CO2と、燃焼により排出されるCO2とが相殺され(カーボンニュートラル)、高いCO2の排出抑制効果が出せると言われています。
その他の企業向け
中小農家、造園向け
ブルーベリー農園で雑草発⽣防⽌・肥料の用途として佐久チップの⽊材チップをご利用いただいています。⽊材チップは⾃然分解されるため、土に撒いた後の堆肥としても効果が期待できます。
木材チップを敷いた地⾯は適度な柔らかさが保たれるため、公園、ドッグランなど地面にクッション性の必要な幅広い場所で活用できます。
製造のながれ
分別
針葉樹(松、その他)、広葉樹と分別します。カラマツ、アカマツなどの針葉樹が8割、ナラ、シラカバ、桜、クリなどの広葉樹が2割です。
皮むき
原⽊の樹⽪(バーク)をむきます。ここで発⽣した樹⽪はバーク堆肥⽤材として使用されます。
切削
樹⽪(バーク)を向いた原⽊をチッパーで細かな⽊⽚(チップ)にします。
ふるい
チップの⼤きさを選別します。定格サイズのチップは製紙⽤やバイオマス燃料⽤として出荷され、サイズオーバーのチップは再度粉砕して定格サイズに仕上げます。
導入事例
大手製紙工場さま
ダンボール芯、エサ袋、セメント袋、⽶袋、クラフト紙製造のための、製紙用チップを導入いただいております。長野・佐久地域の広葉樹・針葉樹を原料としている弊社の製紙用チップは「品質が高く、強度の高い製紙製品が作れる」と大変ご好評頂いております。
バイオマス発電所さま
発電の際、持続可能なバイオマス燃料として木材チップを導入いただいております。木材チップを燃料とすることで、発電時に発生するCO2の量を抑制するのに役立っています。
ブルーベリー農家さま
ブルーベリーは北米原産の植物で、酸性の土壌を好みます。酸性の土壌を作るために、弊社の木材チップをブルーベリー農園様でご利用いただいております。チップを敷き詰めて使うことで、肥料や雑草対策にも活用されています。